引っ越しの見積もりの時、特に値切ったりしなかったのに「他社よりも安くします」ということで最初の見積もりよりも大幅に引越し料金が安くなりました。
それは良いことなのですが、引っ越しの作業が雑になったり、作業員がアルバイトばかりになったりすることはないのでしょうか?
A.引越し料金が安いという理由で引越し当日の作業が雑になることはありません
引越しの見積もりを出すのは引越し業者の営業マンで、引っ越しの当日の作業員ではありません。
引越し作業員は引越し当日、ユーザーと初対面ですし、それまでの経緯など知りませんから、どのユーザーにも同じ対応をしますし引越しの作業をします。
ですから、引越し当日の作業員は引越し料金がいくらかということは知っていますが「安いから雑にやろう」ということはまずありません。
もし、引越し当日の作業が雑だったと感じたならば、それは引越し業者そのもののレベル、引越し作業チームのレベルが低かったということです。
もしくは引越し業者の作業員に対するユーザーの態度に問題があって、引越し作業員たちがやる気を無くしてしまったかです。
大手引越し業者だから安心ということもありません。
大手引越し業者は抱えている作業員も多く全員の管理、教育が行き届いていない場合もあり、作業チームによって当たりはずれがあるのも確かです。
これに比べて、中小規模の引越し業者ならば作業員の管理、教育の面では行き届かせることができます。
まさに少数精鋭の作業員のみを抱えている中小規模の引越し業者はたくさんあります。
もちろん引越し業者そのもののレベルが低いと作業員にもそれほどの期待はできません。
引越し作業員がアルバイトだから作業が雑ということは無い
引越し作業チーム2名~3名(これ以上の作業人数は複合チーム)のうち、引越し業者の社員なのはドライバーのみで他はアルバイトです。
ほとんどの引越し業者で同じような形態をとっています。
しかし、引越し業者の場合アルバイトとはいえ、それはあくまで雇用形態の話で、その引越し業者専属のアルバイトであることがほとんどです。
それくらい引越しのアルバイトは過酷で生半可な体力では続かないのです。
ですから、アルバイトでもほぼ毎日、所属する引越し業者で引越し作業に従事しています。
ですから、下手な社員より優れたアルバイトも数多くいます。
引越しという作業は慣れた人間でなければ、すぐに疲れて役に立たなくなってしまいます。
人間、疲れると作業が雑になります。
引越しの専属アルバイトは他者から見ると働きぶりは社員と変わりません。
「アルバイトばかりで捌けず雑だった」という引越しは、同じアルバイトでも人材派遣や急募した不慣れなアルバイトだったということです。