引越し業者の訪問見積もりに備えて部屋の片づけは必要か

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引越し業者に家に来てもらい引越し荷物となる家財をチェックしながら引越しの見積もりを出してもらう訪問見積もり。

訪問見積もりに来るのは引越し業者の営業マンです。

その引越し業者の営業マンが訪問見積もりに来る前に部屋を片付けていた方がよいのでしょうか。

引越しの訪問見積もりの時に部屋が片付いている必要はない

引越し業者から訪問見積もりに派遣されてくるのは見積もりが専門の営業マンで、引越し当日、引越し作業に当たる作業員ではありません。

そして、引越し作業員が引越し当日にトラックで乗り付けた時には、ユーザーの部屋の中は荷造りが完了しているはずですから、ダンボールと家具だけになっているはずです。

つまり、ユーザーが普段生活している状態の部屋を見ることがあるのは、引越し業者の中でも訪問見積もりに来る営業マンだけです。

引越し業者の営業マンは訪問見積もりの時にユーザーが普段生活している状態の部屋の家財を頭の中で荷造りして引越し荷物の総量を出します。

ですから、家財の点数が多くても少なくても、また、部屋の中が片付いていなくても引越し業者の営業マンは一向に構いません。

部屋の中が片付いてなくても片付いてないなりの引越しの見積もりが出せる

訪問見積もりでは、この部屋にあるものをダンボールに詰めるとどれくらいの量になるかが焦点なのです。

ここでいう部屋の中が片付いてない状態とは整理、整頓ができてない部屋という意味です。

確かに家財の点数が多いと引っ越しに使うトラックも大きなものを使うことになりますから引越し料金は上がりますが、それはどの引越し業者に見積もりを依頼しても同じことです。

部屋に物があふれていようと片付いていようと、荷造り後の引越し荷物の総量が同じなら同じような引越し料金になります。

引越し業者の訪問見積もりでは部屋が片付いていても散らかった状態でも見積もりを出すことは可能です。

引越しを機に荷造りしながら部屋を片付けることもできる

引越しのための荷造りは部屋を片付けるいい機会にもなります。

長年、散らかっているけど手を付けていなかった部屋、しばらく開けていない納戸など普段、生活しているときには使っていない部屋も引越しのための荷造りは必要になります。

ですから、引越しは家の中の家財のすべてを見直すいい機会になります。

家の中を片付けながら荷造りしていく作業は引越し業者の訪問見積もりが終わった後になります。

引越し業者の訪問見積もりの時の部屋はやはり散らかったままです。

訪問見積もりの際、この引越しで部屋を片付けながら荷造りする決意でいることを引越し業者に伝えましょう。

引越し業者の営業マンは部屋が散らかっていることは大して気にしませんし、この引越しを機に部屋を片付けたいというユーザーの意思を組んでどのように荷造りを進めればいいかアドバイスをくれるでしょう。

引越しの訪問見積もり時には片付けよりも掃除を

引越し業者の訪問見積もりの場でユーザーが営業マンに対して好印象を与えることができれば、引越し料金が安くなる可能性がグンと上がります。

このユーザーの引越しを請け負いたいと引越し業者の営業マンに思わせることができたら、営業マンは会社の上司と掛け合ってでも引越し料金を安くしようと努力するからです。

引越し業者の営業マンが好印象を持つユーザーとは清潔であることです。

物があふれて整理、整頓ができてない部屋であってもその部屋にあるものが清潔に保たれていれば、引越し業者の営業マンは何も感じません。

物が多いご家庭だなと思う程度です。

しかし、整理、整頓ができてない部屋と汚れている部屋は違います。

引越し業者の営業マンも掃除ができてない部屋に住んでいるユーザーに対しては、だらしのない生活をしているなと感じることでしょう。

そして、あまりだらしないユーザーは引越し当日までに荷造りが終わっていないことが多いのです。

引越し当日、荷造りが完了していないと引越し作業がすぐに始められず、引越しの予定がずれ込んでしまいます。

引越し業者の営業マンがユーザーの普段の生活ぶりを見て、だらしないユーザーだと判断したら普通よりも高い引越し料金のお断り見積もりを出して帰ります。