3月後半に東京から福岡へ引越しする予定なのですが、引越し業者に電話で問い合わせたところ、引越し料金が300,000円から400,000円と言われましたがそんなものですか?
大きな荷物はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、ベッド、机、小さなテーブルと後はダンボールです。
1人暮らしの男性の平均的な荷物の量だと思います。
引越し業者、数社に電話してみましたが「長距離はやってない」という回答と「荷物を見るまでわからない」といわれ見積もり金額は聞けませんでした。
その中で1社だけ300,000円から400,000円と言われました。
妥当な引越し料金でしょうか?
A.引越し料金としては妥当です
繁忙期、特に3月中の引越し業者は単価の高いファミリーの引越し案件をいくつも抱え、その作業に追われています。
単価の低い単身、1人暮らしの引越しは敬遠されやすく、また、ファミリーの引越しと同程度の引越し料金になることも珍しくありません。
繁忙期の長距離引越しに関しては提携の運送業者を使うことが多く、運行に融通が利きません。
提携の運送業者を使うというのは、トラックへの積み降ろし作業は請け負った引越し業者が行いますが、実際にトラックを運転して走っていくのは提携の運送業者ということです。
そのため、トラックの運航に融通が利かず、2ヶ所積み・2ヶ所降しができません。
これは単身の長距離引越しに使われる混載便が使えないことを意味しています。
3月中で移動距離が100kmを超えるような引越しは単身分の荷物であっても、自走して運搬することになりますから割高な引越し料金が提示されます。
3月を避ければ同じ条件の引越しでも料金は半額程度になるでしょう。
引越し料金があまりに高いと感じたら、家具、家電を新居で買い揃える方がいいこともある
長距離の引越しや繁忙期の引越しで引越し料金が高くなってしまう場合、旧居の家具、家電を処分して新居で買い揃えるのも一つの手です。
例えば、繁忙期の長距離の引越し料金は100万円近くなることも珍しくありません。
もう一度、家の中を見回してみてください。
同じ家具、家電を揃えるのに100万円かかるでしょうか?
今あるものはリサイクル業者に引き取ってもらい、新居で新しい家具、家電を買い揃えて新生活をスタートするのも選択肢のひとつです。
引越しの荷物に家具、家電がなくダンボールだけならば、宅配業者でも一般の運送業者でも引越しの繁忙期と関係ない料金で運んでもらえます。